持ち家を貸す際に気を付けるポイント
(株)空設計では、「不動産の資産性」を重視したお住まい探しをお手伝いしております。
必要になった場合に「売れる」又は「貸せる」といった、「資産に変えられるか」ということを重視しています。
そこで、実際に転勤などで持ち家を貸すことになった場合のポイントをまとめてみました。
1.定期借家か普通借家か
持ち家を賃貸に出す場合、貸し方には2通りの方法があります。
ひとつは定期借家契約です。
その名のとおり賃貸期間を区切って貸す契約です。
賃貸期間が決まっているため、持ち家に戻る予定がある方にはおすすめですが、普通借家契約に比べるとやや賃料が落ちてしまう傾向にあります。
一方で、普通借家契約には期間の決まりがありません。
借り主が望んだ場合には、原則として契約を更新してあげることになりますので、自分の好きなタイミングで戻ることができないことになります。
ご自身のライフプランに応じて契約を選ぶ必要があります。
2.ハウスクリーニングやリフォームをするか
賃貸人を募集するためには、物件の魅力を伝えなければいけません。
お住いの設備が古かったり、不具合があるようであれば修理や交換が必要になるかと思います。
一方で、ある程度設備が新しい場合などは、ハウスクリーニングで済ませておき、ご自分が戻ってくるタイミングでリフォームをするという判断もあります。
借り主の募集の急ぎ具合や、賃料などを総合的に判断する必要があります。
3.家賃の設定
一番のポイントは家賃をいくらに設定するかです。
周辺相場とのバランス、設備の状態、管理費を上乗せするか等、決める際に考慮する事項は多く、一概にこの金額が妥当とは言えません。
ぜひ、周辺の情報や成約事例などを参考になさってみてください。
このように、実際に貸し出すにあたっては決めるべきポイントは多いですが、そもそも貸せる立地である、ということが前提となります。
売れない、貸せない不動産であることが、不動産選びの大前提です。
ぜひ、資産性に注目したお住まい探しをなさってみてください。
船橋市で活動する、空設計の河野でした。